あーまんシアターと海あしび

aman5

2016年03月29日 22:00

3月27日(日)、浦添市リサイクルプラザ「くるりんの会」主催で
「あーまんシアターと海あしび」を行いました!

あーまんシアターを見たら、海に出て生き物観察、最後はごみ拾い。
3月にしては肌寒く、直前まで小雨がぱらつくお天気でしたが、
野外に出る頃には晴れ間も出て、海の水の方が温かく感じるほど。
その様子をたっぷりご紹介しますね。


この日は参加者にキャンセルも出て、ちょっと人数少なめ。でも元気な男の子がいて、
なんと前に出て自分が生き物紹介してくれたりして、面白かった!
シアターの最後に、生き物に混ざってごみも貼り付けて、舞台上で「ごみ拾い」。


そのあと、リサイクルプラザの前の海に出ました。


お、さっそく、シアターにも登場したアレを発見!
カツオノエボシです。

漂着して新鮮なものは、毒に刺されるかもしれないから、風船の下の青い足には触っちゃダメですよ。

これの親戚、カツオノカンムリがこの日はたくさん打ち上がっていました。


裏側、あまり見たことがないでしょう…

カツオノエボシもカツオノカンムリも、ヒドロ虫類という仲間のクラゲ。普通のクラゲより毒が強いのが特徴です。
風船やとんがりにはさわってもいいですが、足、つまり触手に毒針を持っています。気をつけてくださいね。

同じく漂着してきたものが…わずか2cmほどの浮遊物に、何段にもくっつきまくるエボシガイ。


さて、いつもの仲間もいます。ルソンヒトデ。6本腕のことが多いです。


この日はカニ博士・のりさんも一緒に歩いてくれたんですが、
折れたハナヤサイサンゴの枝の隙間に…


アミメサンゴガニを発見!久しぶり!かわいい!


枝に戻してあげると、あっという間に隠れてしまう…でもサンゴが復活してきた証のようで、嬉しい


さらにもう一種類、クロサンゴガニも!


ウネカメノコキクメイシの仲間…たぶん。キクメイシの同定は難しい。


春らしい鮮やかな黄緑色が、岩場のあちこちに。アオモグサ。


あ、こんなところに…シラヒゲウニが。


シラヒゲウニの管足は白と赤褐色のしましまです。


イソアワモチは、小さいのも大きいのもたくさんいました。


岸よりの浅いプールに、ウミウシの仲間ニシキツバメガイが何個体も。


さて、ひとしきり観察したので、いよいよごみ拾い。


30分ほど拾ったら、テトラポッドや護岸を乗り越えて運びました。


こんだけ拾ったよ!お疲れさまでした、どうもありがとう!


春の海はやっぱりいいですね。みなさんも伊奈武瀬の海に遊びに来てくださいね。

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